井桁基礎工法とは

 井桁基礎工法は、ウッドデッキや木道等の小型構造物の基礎として使える新しい工法です。 木材を使用しているので、従来の鋼管杭やコンクリートを使用した基礎工法に比べ、安価で施工性に優れ、周囲の自然環境への影響が少ないという特長...

井桁基礎工法の構造

井桁基礎工法は、上の写真のように打ち込んだ木杭に横木を取り付けたもので、杭本体の支持力に加え、横木の底面にかかる抵抗力(地反力)で上部構造物を支える構造になっています。非常に簡単は構造で、土工事や養生期間が不要です。</p...

井桁基礎工法の施工方法

 支柱杭が長い場合は、特殊鋼管オーガーやブレーカーを使用して支柱杭を埋設します。支柱が短い場合は、重機等を使用せずに施工が可能です。

井桁基礎工法 経過写真

井桁基礎工法の施工開始初期頃の現場です。軽井沢の宿泊施設において、ウッドデッキやデッキベンチの基礎に使っていただきました。そろそろ5年が経過しますが、現時点で不具合はありません。小型構造物に限ります...

井桁基礎工法 杭打ち

公園のリニューアル工事において、池の中に通す木道の基礎に井桁基礎工法が採用されました。綾瀬市の光綾公園で、今回支柱杭を打設してきました。 この後、止水シート張りと埋戻しがあり、横木を取り付けて井桁基礎が完成し...

井桁基礎工法3年経過 木橋

井桁基礎工法による木橋の経過観察です。施工より3年が経過しました。 表面が少し薄汚れておりますが、性能には問題ありません。木橋自体が沈下している様子はなく、井桁基礎の有効性が確認できます。<br ...

ウッドデッキの基礎 井桁基礎工法

宿泊施設のウッドデッキに井桁基礎工法が採用され、先日工事を行いました。支柱杭及び横木ともにケブラッチョコロラド材です。間違いなく相当期間腐食しません!腐食に関しては<span style="colo...

池に張り出す小デッキ

公園の池に張り出す観察デッキです。水量が多い時は大引きのすぐ下まで水があります。水は、主に農業用水として使用され、生態系に配慮した池となっています。なるべくコンクリートを使用したくないとのことで、井桁基礎工法が採用になりました。</p...