2018年9月アーカイブ

コンクリート種石散布洗い出し プレコ洗い出し工法

土間コンクリートに種石を散布した洗い出し工法です。
通常は、下地コンクリートの上に2~3cm程度の厚みで種石入りモルタルを上塗りし洗い出します。
この工法は、別な日に下地コンクリートを打設しなければならず、どうしても割高になります。

今回の工法は、土間コンクリート打設と種石による化粧を同日に行います。
その分の手間が安くなりますので、洗い出し舗装の中では比較的安価です。

車が載る場所にも使えますので、一味違った駐車場を作りたい方のご要望にお応えします!
種石の種類や大きさを変えることでオリジナルの舗装が作れます。

種石は、金華(5分)と緑花石(15分)を使用しました。
金華15mm内外
緑花石45mm内外

粒が大きい緑花石を先に埋め込みます。

仕上がり

ウッドデッキのテラス グリーンハート

5年前に施工させていただいた某男子寮のウッドデッキテラスです。
偶然訪れる機会があり、その様子を撮らせてもらいましたが・・・

椅子やテーブルならまだしも・・・バーベルに鉄アレイ・・・
普段どんな使われ方をされているのでしょうか!
自然が豊かな男子寮ですから仕方ありませんね!
しかし全く痛むことなく、5年前と同じ状況です。
バーベルがあるからと言って凹んでいるわけでもありませんし。

屋根付きテラスの製作も当社にお任せください!

基礎部分の羽目板は、メンテナンス用に外せるようになっています。
ゴミ掃除や目地から物を落としてしまった時のためです。
今のところ外した形跡はありませんでした。
このような細かい加工も可能です。

立木の伐採 ケヤキ

およそ25mくらいのケヤキ伐採の仕事をいただきました。
雷に打たれ立ち枯れしたようで、上部が風で飛ばされてしまいました。
通学路でもあるため、お客様から早急に伐採してほしいとのご依頼が!

根元の幹回りは、およそ2.5mというところでしょうか。
もう少し大きいかもしれません。
当社ではクレーンで吊りながら上部を短くしていき、倒せる大きさになったら根元から切っています。
状況によっては高所作業車を使用することもあります。

これから落葉していき、木の重量が軽くなっていきます。
立木の伐採などご検討の方がいらっしゃいましたら、弊社までご相談ください。

ケヤキの原木

左奥に青い箱が見えますが、横たわっている原木が建材に使えそうです。
長さ8m、末口径70cmくらいです。
詳しくはお問い合わせください。

材料の耐久性について

先日、いつもお世話になっているメーカーさんの現場おいて、既存ウッドデッキの調査に同行する機会がありました。
写真はウッドデッキの下部構造ですが、完成から何年経過しているでしょうか?
はい正解は、23年です!
平成7年に竣工し、今年で23年。
一切腐食が見られません!
見た感じでは、まだまだ使えますし、まして交換する必要性がありません。
しかも水位が上下し、水に浸かる部分です。
支柱の根元が黒くなっていますが、水に浸かって乾いてを繰り返しています。
条件が悪い場所でこれだけ長持ちすると、メンテナンス等で部材を交換する要素が減ります。
一般的な使い方では、まず作り変えることが無いと思われます。
つまり、「トータルコストが安い!」ということがおわかりいただけるのではないでしょうか。

根太の腐食は?

試しに床板をはがしてみました。
根太にも大きな影響はありません。
胞子状の菌類が見られますが、腐食が進んでいるわけではありません。
ビスがしっかり効いているため、床板のガタツキは皆無です。

コンクリートよりも長持ち?

左側のコンクリート基礎に茶色いシミが見られます。
コンクリート内部の鉄筋が腐食し、錆汁がしみ出ていると考えられます。
同じ環境において、コンクリートよりも木材の方がダメージが少ないという証拠です。
高耐久木材によるウッドデッキをご検討の方は、ぜひ一度当社までご連絡ください!

SPF材との比較

以前、弊社にご相談があり、リニューアルさせていただいたお客様の事例です。
既存のウッドデッキは、大工さんに作ってもらったそうですが、わずか4年ほどで踏み抜いてしまったそうです。
所々、床板の先が垂れているのが写真からもお判りいただけます。

材質はSPF材と思われます。
主に内部や雨が当たらない部分に使われる材料です。
なので、外部で人が載るようなウッドデッキには適しておりません。
数年ごとに取り換えるということであれば良いかもしれません。
しかし、そこまでお金をかけず長持ちする材料があります。
ご相談は弊社まで!

ガレージ コンクリート舗装 納屋土間コン

ガレージ内の土間コンクリート舗装です。
気温が高い時期は、締りが早いので打設に気を使います。
柔らかすぎても割れやすいですし、時間が空くと継ぎ目で割れやすいです。
何よりも均し間に合わなくなりますので、暑い時期の打設にはよりマンパワーが必要です。
駐車場やガレージのコンクリート打設は、ぜひ当社にご用命を!
詳しくはお問い合わせください。

生コン車入れ替えや待ち時間が長くなると継ぎ目でひび割れが入りやすいです。
その際は、振動をかけて新しい生コンと古い生コンをなじませます。

土系舗装のタフコートとエコグローブについて

弊社では、タフコートとエコグローブという2種類の土系舗装材を取り扱っています。
その違いは何かと聞かれることが最近多くなってきましたので説明資料を提示いたします。
それぞれに長所短所がありますので、現場の状況やお客様が求める事項を良く把握し使い分けています。

タフコート

まずタフコートですが、タフコートには2種類あります。
タフコートとタフコートRSです。
タフコートは、現場配合にて真砂土・セメント・混和剤などを混錬しタフコートモルタルを作ります。
一方のタフコートRSは、生コンプラントにて工場配合のモルタルに混和剤を投入して作ります。
最近では、現場配合のタフコートではなく、工場配合のタフコートRSが主流になってきています。
現場配合の場合は、プラントヤードや大掛かりな機材が必要になってきます。
しかし工場配合では、より小さな設備で混和剤等をアジテーター内へ投入すればよく、省力的にタフコートモルタルを作ることができます。

エコグローブ

エコグローブは、練り工法とシャワー工法があります。
20年前からあるシャワー工法ですが、材料の特性上、寒さに対して耐久性がありませんので、当社ではほとんど取り扱いしておりません。
ここでは、エコグローブ練り工法について説明いたします。
エコグローブ練り工法は、25kgの袋に入ったプレミックス材料です。
この材料と水をモルタルミキサーで練り混ぜるだけで基材が完成し、敷き均して͡コテ押さえすると舗装が完成します。
階段や狭小地などでも手軽に工事できるという利点があります。

次にタフコートRSとエコグローブの比較表です。

用  途 タフコートRS エコグローブ練り工法
仕  様 プラント配合のモルタルに特殊硬化剤、顔料を加えて練り混ぜ、敷き均した舗装 真砂土ベースのプレミックス材料に水を加え練りまぜ、敷き均し、転圧して締め固めた舗装
標準施工厚※ 7cm 5cm
歩 行 性

コンクリートより若干柔らかい印象

タフコートよりもさらに柔らかく踏み心地が良い
排 水 性 排水勾配が必要 透水性のため雨水が浸透
デザイン性 カラーバリエーションあり カラーバリエーションあり
環 境 性 コンクリート廃材として再生砕石に二次利用 土壌還元が可能
防 滑 性 表面仕上げで対応(ハケ引き、洗い出しなど) 滑るほど平滑にならず、ノンスリップ効果がある。
耐 久 性 10~20年 10年程度
維持管理 基本的に維持管理不要
部分的な補修が可能
部分的な補修が可能

※標準施工厚は、人が歩く程度の舗装を想定しています。車両が載る場合は10cm以上の舗装厚が必要です。

タフコート

施工面積が大きい。
耐久性重視。
車両が載る。
駐車場に使いたい。
透水性は不要。
ポンプ打設で大面積に施工したい...etc

という方はタフコートを選択してください。

エコグローブ練り工法

施工面積が比較的小さい。
工事場所が狭い。
透水性や照り返しの軽減を求める。
小さい機材で施工したい...etc

という方はエコグローブ練り工法を選択してください。

ウェブページ

Powered by Movable Type 7.906.1

このアーカイブについて

このページには、2018年9月に書かれた記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2018年7月です。

次のアーカイブは2018年10月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。