トースイエコグローブ施工事例 雑草対策や駐車場に
法面保護・防草
法面の雑草対策にトースイエコグローブを施工しました。ご覧のようにコンクリート色ですが、砂利を使っているので強度が高く、夏場には照り返しを抑制して気温上昇を防ぎます。
建築外構の雑草対策
壁際の草刈りがしづらいということで使っていただきました。
枕木で縁切りし、茶系顔料を添加しました。
若干白華が出ていますが、使用には問題ありません。
雑草をしっかりシャットアウトできており、なおかつ雨水は土中へ還元できています。
植栽帯
石積みで囲まれた植栽帯の外周にトースイエコグローブを施工し、内側には防草シートを張りました。
エコグローブ施工事例
グリーンハートとは
グリーンハートは、南アメリカ原産の木材の名称のひとつです。主にガイアナやブラジルが産地です。反りやねじれが少なくトゲが立ちにくいのが特徴です。ハードウッドの割には軽量で、比較的加工がしやすいという利点もあります。デッキの床板には特に適しています。
最初は緑がかった木肌が、日光に当たることで数日で褐色に変化し、後々灰褐色になります。
グリーンハートの特徴

イペとは
イペは、ノウゼンカズラ科の広葉樹で、ブラジル・アルゼンチンなどに生育する強度と耐久性に優れたウッドデッキ材です。
原木は高さ40m以上、直径1m程にもなる巨木です。
木の密度が極めて高いため硬く加工しづらいですが、製材後の割れや反りは少なく安定しており、木目が非常に美しいという特徴があります。
また、イペにはラバコールという防腐・防虫性がある成分が豊富に含まれており、シロアリや湿気に優れた耐性を持ちます。
当社では主にウッドデッキの根太や、ウッドフェンスの目隠し用のルーバーとして使用しています。
イペの特徴

トンカビーンとは
トンカビーンはクマルとも呼ばれ、中南米に自生するマメ科の被子植物の樹木です。幹の太さが直径1mにもなる巨木で、種子はトンカ豆と呼ばれ、甘い香りを放つ成分を多く含むことから古くから香料や菓子に利用されてきました。
イペと同等の硬さと耐久性があり、重く加工は難しいですが割れや反りが少なく、木目もイペと似て綺麗です。
近年価格が高騰しているイペの代用品としてよく用いられています。
(写真はウッドフェンスでの使用例:支柱がトンカビーン、ルーバーはイペ)
トンカビーンの特徴

マサランデューバーとは
マサランデューバーは、アマゾン川流域の雨の多い森林地帯に分布するアカテツ科の広葉樹です。現地では古くから、港湾材として桟橋や重構造材などに利用されてきた耐久性に優れた硬質木材です。
イペやトンカビーンよりも重く加工は困難ですが、原木が豊富にあるため価格が比較的安く、高級木材のウリンの代わりに使用される事例が増えています。用途は枕木、杭、フェンス支柱、デッキ、ボードウォークなどです。
(写真はウッドデッキの床板にマサランデューバーを使用)
マサランデューバーの特徴

ケブラッチョコロラドとは
ケブラッチョコロラドは南米アルゼンチン原産の木材です。ケブラッチョ(Quebracho)とはスペイン語で「斧を折る」の意味があり、その名が示すとおり斧も砕くほどの硬さと耐久性を誇ります。
その硬さのために加工は困難ですが、木材としての寿命は40~50年と非常に長く、現地アルゼンチンでは鉄道の枕木や牧場の柵、港湾の桟橋など、耐用年数が求められる場面で使用されています。(写真は船着き場の支柱に使われた事例。施工後約60年)
ケブラッチョコロラドの特徴

エコグローブ施工手順
エコグローブ練り工法の作業手順をご紹介します。作業中はマスクと手袋を着用し、材料を吸い込まないようご注意ください。ご不明な点があれば当社までお問い合わせください。
下地の転圧・整正
草木の根や不用物を取り除き、転圧を十分に行います。必要に応じて、砂利等で下地を作ります。(特に寒冷地)また、夏場や乾燥が著しい時期は下地に散水を行い、施工後の乾燥による硬化不良を防止します。
材料練混ぜ
材料25kgをミキサーへ投入し、水3.5~4リットルを入れてバサモルタル程度に練混ぜます。少量の場合は、バケツやフネを使って手練りも可能です。
敷均し・仕上げ
水と練り合わせた材料を施工箇所へ敷均し、レーキや定規等で均一にします。続いて木ゴテ等を用い、軽く転圧しながらムラが出ないように均一に仕上げてください。
養生
夏場や風が強い日など水分の蒸発が著しいと思われる日は、仕上げ後にジョーロやシャワーで軽く散水してください。このとき、表面が流れ出さないよう、表面が濡れる程度の散水で結構です。また、必要に応じてブルーシートや養生マットを用い、乾燥や寒さから保護してください。