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コンクリートポンプ車 超音波探傷検査 UT

先日、コンクリートポンプ車のブーム等において、超音波探傷検査(UT)を行いました。
コンクリートポンプ車は、登録から4年目以降の全車両に対して年1回のUTが義務付けられています。
それはなぜかというと・・・ブームやアウトリガの亀裂は、登録4年以上の機械に見られるからだそうです。
ブーム等の折損事故が毎年発生している状況下では、他人事ではありません。
弊社では、特定自主検査に必須項目として加わってから、必ず実施しています。
本来であれば、未実施車両は特定自主検査のステッカーが貼り付けできません。
工事を担当される現場代理人や主任技術者の皆様、ぜひ特定自主検査のステッカーだけでなく、その書類にも目を通してください。
UTの検査用紙が3,4枚ほどあると思います。
もしない場合は、UTを実施していないかもしれません。
折損事故が起きてからでは遅いですが、毎年必ず全国のどこかで起きていることです。
ご安全に!

詳しくは、建荷協のホームページをご覧ください。

少し古いポンプ車は、念入りに行います。
同じようにブームがあるクレーン車ですが、あちらにはUTがありません。
コンクリートポンプ車は、打設に伴う脈動があり、ブームやアウトリガにより負担がかかります。
このため、金属疲労が発生し折損事故等につながっています。