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コンクリートポンプ車 UT検査

先日、コンクリートポンプ車の特定自主検査に伴い、UT検査を実施しました。新車での使用から3年が経過したコンクリートポンプ車は、毎年特定自主検査に合わせてUT検査を行い、異常があれば交換、補修する必要があります。おかげさまで今年の検査でも以上は無し!
コンクリートポンプ車は、打設作業中、ブームが常に脈動にさらされています。脈動による金属疲労などによってブームが折損するなどの事故がたびたび発生しています。移動式クレーンも同じようにブームを持っておりますが、クレーンは連続する脈動のような動きはありません。吊り上げ荷重3トン以上のクレーンは、2年に一度の性能検査がありますが、UT検査は義務づけられておりませんし折損事故は希だと思います。建設関係の機械でUT検査を行うのはコンクリートポンプ車だけではないでしょうか?

特定自主検査については、(公社)建設荷役車両安全技術協会のHPをご覧下さい。