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材料の耐久性について

先日、いつもお世話になっているメーカーさんの現場おいて、既存ウッドデッキの調査に同行する機会がありました。
写真はウッドデッキの下部構造ですが、完成から何年経過しているでしょうか?
はい正解は、23年です!
平成7年に竣工し、今年で23年。
一切腐食が見られません!
見た感じでは、まだまだ使えますし、まして交換する必要性がありません。
しかも水位が上下し、水に浸かる部分です。
支柱の根元が黒くなっていますが、水に浸かって乾いてを繰り返しています。
条件が悪い場所でこれだけ長持ちすると、メンテナンス等で部材を交換する要素が減ります。
一般的な使い方では、まず作り変えることが無いと思われます。
つまり、「トータルコストが安い!」ということがおわかりいただけるのではないでしょうか。

根太の腐食は?

試しに床板をはがしてみました。
根太にも大きな影響はありません。
胞子状の菌類が見られますが、腐食が進んでいるわけではありません。
ビスがしっかり効いているため、床板のガタツキは皆無です。

コンクリートよりも長持ち?

左側のコンクリート基礎に茶色いシミが見られます。
コンクリート内部の鉄筋が腐食し、錆汁がしみ出ていると考えられます。
同じ環境において、コンクリートよりも木材の方がダメージが少ないという証拠です。
高耐久木材によるウッドデッキをご検討の方は、ぜひ一度当社までご連絡ください!

SPF材との比較

以前、弊社にご相談があり、リニューアルさせていただいたお客様の事例です。
既存のウッドデッキは、大工さんに作ってもらったそうですが、わずか4年ほどで踏み抜いてしまったそうです。
所々、床板の先が垂れているのが写真からもお判りいただけます。

材質はSPF材と思われます。
主に内部や雨が当たらない部分に使われる材料です。
なので、外部で人が載るようなウッドデッキには適しておりません。
数年ごとに取り換えるということであれば良いかもしれません。
しかし、そこまでお金をかけず長持ちする材料があります。
ご相談は弊社まで!