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ウッドデッキの改修

経年により腐食したウッドデッキの改修工事に携わりました。
主に2×4材が使われていたウッドデッキが、腐食により人が載れないくらいに腐食しておりました。おまけに冬場の落雪により一部が倒壊しています。今回は、イペやトンカビーンをふんだんに使用し、チーク色のステイン塗料で仕上げました。
「作ってみたいかも!」というお客様、見積検討いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください!

これでは危なくて、せっかくあるベランダに出られませんよね。

写真中央の柱は、鉄骨の角柱へハードウッドでカバーが施してありましたが、周囲の木材(杉?)とともに虫食い状態です。当初は柱に手を加えない予定でしたが、腐食の程度を勘案し交換することになりました。

縦桟の取り付けは、トラス頭のビスを使用しました。
板材の表面より飛び出しており、リベットのような雰囲気を出しました。

床板の目地は、2~3mm程度に設定しています。
目地がないと、床板が万が一膨張した時に競り上がってしまいます。
逆に広いと床板が乾燥収縮した時により広がってしまいます。
そこで一番ベストな目地寸法が2~3mmです。
床板自体が若干反ったり、寸法誤差がありますが、それくらいを目標に設定すると適度に仕上がります。

階段は、グリーンハートのラフ材で作りました。
ハードウッドで幅200mmを超える部材はなかなかありませんが、唯一ある材料がこの部材です。
ラフ材なので鋸引きの跡があり、工業規格品にはない味わいがあります。
ちなみに階段下のブロックは、お客様宅にあったものを再利用しています。
使えるものはどんどん再利用していくのがモットーです!