建築よろず相談

スウェーデン式サウンディング調査

住宅や小型構造物を築造する際には必須になったといえる、スウェーデン式サウンディング調査(以下、SS調査)のご紹介です。

ただし従来の考え方から一歩進んで、当社では確認作業にも使用しています。SS調査は、何も小構造物の場合だけ使用されているわけではありません。例えば、工場の場合、既存の建屋と別棟を建てると想定します。標準貫入試験等の調査データが近くにあればいいのですが、少し離れている場合、同一敷地内でも同じ地盤であると言い切れるでしょうか。

そこで当社では新たに標準貫入試験を実施せず、SS調査にて既存データと照らし合わせて確認し、それらを使用できるかどうか判断しています。コスト面では、標準貫入試験を実施するより、SS調査を実施した方が安価だからです。特に谷地を埋め立てたり起伏が激しい場所では、既存のデータが使用できるかどうか有効なバックデータとなりえます。ただし、SS調査は万能ではありませんので、詳しくはお問い合わせください。

当社では、ジオカルテⅢという調査機械を使用した会社とタイアップしています。

機械が小さくクローラ付きですので、狭い場所や不陸がある場所でも入っていけます。