テラセル重力式擁壁
テラセル重力式擁壁工法は、高密度ポリエチレンでできたハニカム状の土壌安定枠を段積みし、重力式擁壁構造とする新しい省力化擁壁工法です。
特徴
材料1枚当たりの重量が4kgと軽量であり、重機が入れない場所でも施工が可能である。
コンクリート基礎工が不要である。
現地発生土の転用が可能で、発生土の処分を軽減することができる。
材料の側壁に穴が開いているため排水機能がある。また、吸い出し防止材を数段ごとに入れることで背面側の水を排出することができる。
施工後の状況
施工から1年後、コンクリートを使用しておりませんので、草本類が根付いております。植生土のうの効果が加わり、見事に緑化されました。